
エスペランサ靴学院のカリキュラム
創立から38年、エスペランサ靴学院は靴に特化した専門教育機関として歩んできました。
靴は人の生活を支える重要な道具です。人体や健康状態にも大きな影響を及ぼすこともあります。と同時にファッションの一角を担うアイテムとして、社会的な側面でも重要な役割を果たします。さらに伝統工芸的な側面や美術的価値をも有するなど、複雑で多様な価値観と存在意義を持っている他に類を見ないプロダクトです。
この分野において「プロフェッショナル」を目指すということは、幅広い製靴技術の修得だけでなく、素材や資材、人体の知識、靴や服飾の歴史的背景にも精通しなければなりません。その上で、時代とファッションを見据えたデザイン性をまとい、道具としての機能や役割も十二分に果たしていることが求められるのです。
そしてさらには作り手の世界観、すなわちオリジナリティが込められた靴作りを目指すことも大切です。エスペランサ靴学院のプログラムは多角的なアプローチによって技術とクリエーション、そして学生一人ひとりが持つ可能性を高次元で融合させ、新しいもの生み出すという意味と意義に向き合う、その意識の育成を目指し組み立てられています。
プログラム紹介
エスペランサ靴学院では、総合的な靴作りを学習するためにさまざまな授業を行っています。
効率的・効果的に学習を進めるために、8つのプログラムに分けて学びを組み立てています。
- Roots
- 個別ディスカッション制プログラム。一人ひとりのルーツやバックボーンを探り、これからの靴との携わりや社会との係わり合いを踏まえたオリジナル作品の制作を促します。
- Technique
- 製靴に必要な様々な知識と技術を、製靴を通じて頭と身体でしっかりと理解し学んでゆく技術プログラム。
- Training
- 技術力(スピード&クオリティ)を身に付けるための理論とトレーニング法を学ぶプログラム。基本テクニックや製靴機器の習熟に加え、2年間で15足の靴を制作します。
- Historical
- 個別ディスカッション制プログラム。服飾や靴の歴史を辿り、リサーチや再現を経て、現代の靴作りへのフィードバックと気付きを得ます。
- Last
- 靴型の機能や構造などの基礎知識、造形実習や切削実習などを経て、実際に足を計測・分析し靴型設計を行い、靴型と靴を制作します。
- Knowledge
- 皮革学・足人間工学・色彩学・施設見学(皮革タンナー・靴メーカー・博物館などの見学、特別講義など)
- Special
- 靴の商品企画
彫金による美錠制作
ハンドソーン・ウェルテッド製法による製靴
- Drawing
- 「綺麗に描く・上手に描く」だけではなく、様々なドローイングの在り方を通じ、「自分の線・自分の色」を持つことの大切さに気付くためのプログラム。
年間スケジュール
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